アートな包丁を彫ったのは…サラリーマン!? #堺打刃物 #LBS

大阪NEWS【テレビ大阪ニュース】
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美しく輝く包丁。 600年以上の歴史をもつ「堺打刃物」。 この包丁を愛用する料理人に聞いてみると・・・ 【寿司職人】 「どんどん削れていっても切れ味が全く変わらない。  非常に一生使えるもの。  スーっと切る事で細胞を潰さないので  時間を置いても色が変わらなかったり腐りづらくなる」 その秘密は刃の薄さです。 実は、堺打刃物は「鍛冶」と「研ぎ」など、工程ごとに職人がいて分業で作られています。 それぞれの職人の技が集まり、究極の一本が出来上がっていくのです。 【寿司職人】 「どんどん自分に馴染んでくる包丁。  僕らにとっては命に近いくらい1番大事な道具」 しかし 【鍛治職人・土井さん】 「私ももう70歳近くになるから、あと何年できるか分からない」 この道45年の鍛冶職人・土井逸夫さん。 心配しているのは「後継者がいない」ことです。 職人の高齢化が進むなか、ある取り組みをしている会社が 「皆さん廃業されて職人いなくて物が作れない。  会社としてダメになってしまう。  そこで〝サラリーマン職人〟を雇った」 ある取り組みとは〝サラリーマン職人〟のこと。 社員として雇ったサラリーマンに、職人の仕事をしてもらっているのです。 5年前に始めたこの取り組み。 今では7人の〝サラリーマン職人〟が働いています。 【鍛治職人】 「せっかく今まで代々つないできた技術を途切れさせるのは忍びな。  身内じゃなくても、受け継いでくれるのはありがだい。  惜しみなく分かることを伝えている」 「サラリーマン職人」は「研ぎ」の工程にも。 600年を超える職人技は〝会社員〟となっても次の世代に受け継がれていきそうです。 「職人がどんどん減る中で  若い子たちが5年10年先に技術を身につけてもらえるのは安心。  伝統産業にしていかないとダメ。  なんとか若い人を育てていければ」 彼女もサラリーマン職人の1人。 窪田美知子さんです。 5年前、医療関係の仕事をやめて入社しました。 彼女が任されているのは、包丁の刃に文字や絵を掘る作業。 【窪田さん】 「最初はハンドルをつけたり事務作業とかやってたが  自分ならではの味を出せる仕事をしたいというのがあった。  他の刃物屋がしてないことを考えたら  絵を掘るっていうのが浮かんできた」 空いてる時間を見つけては独学で彫刻を学んできました。 事前に書いたスケッチブックでイメージを膨らませ、一気に描いていきます。 使う道具はすべて手作り。 30種類ある道具を使い分けてできた作品がこちら。 花のめしべやおしべまで繊細な部分も見事に再現されています。 繊細なところまでこだわってデザインされた彼女の包丁はアートとして 今では世界に知られるようになりました。 【窪田さん】 「見て楽しむ包丁があってもいいと思っている。  常に進化して新しい風をふかしたい」 #伝統産業 #伝統的工芸品 #包丁 #堺打刃物 #やさしいニュース #テレビ大阪 #テレビ大阪ニュース #LBS ─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─ やさしく・わかりやすくお伝えする「やさしいニュース」や スポーツ、日本経済新聞社とのコラボ企画など日々、配信中! 【チャンネル登録】 youtube.com/c/tvosakanews/?sub_confirmation=1 【SNS】 ▶Twitter   twitter.com/tvosaka_news ▶Facebook  www.facebook.com/tvosaka.news.fb ▶TikTok   www.tiktok.com/@tvonews ▶Instagram  www.instagram.com/tvonews/
9 ساعت پیش در تاریخ 1403/06/30 منتشر شده است.
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