【DIY】木材の接合方法の中の雇い実はぎをご紹介－Lifeなびチャンネル。

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この動画では、巾はぎの中の雇い実はぎについてご紹介します。

「巾はぎ」とは、狭い巾の板を数枚貼りあわせて、巾の広い板にする加工方法のことです。


板の側面（木端）と側面を削り、この板を数枚貼り合せ、巾の広い大きな１枚の板にする接合方法です。

きわ継ぎ、きわはぎ　とも呼ばれています。

特に巾の広い板が必要なテーブルやカウンター等の天板を製作するのに使われる接合方法です。


貼りあわせの方法には次のような種類があります。

すり合わせはぎ（芋はぎ、平はぎ）、相欠きはぎ、雇いざねはぎ、本ざねはぎ、蟻ざねはぎ、相互はぎ、傾斜はぎ、だぼはぎ、木ねじはぎ、蟻くさびはぎ、端ばめはぎ、ビスケットジョイント、フィンガージョイント。

これは貼り合わせ方法の一部で、この他にもいろいろな方法があります。


今回は、この中の　雇いざねはぎ　についてご紹介します。

木材の接合方法に、片方に凸型の突起を作り、もう片方にミゾを掘り、それらを組み合わせて接合する方法があります。

この場合の凸型の突起をサネといいます。

このような接合方法を本ザネはぎと言います。

このような方法は、結合力を高めるほかに、気密性や防水性を高めることができます。


雇いざねとは、側面に凸型の突起のサネをつくらず、両方にミゾを掘り、別の材料をサネとする場合のサネのことです。

雇いとは、接合する材料以外の別の材料を用いて接合するときの、別の材料のことを言います。

このように、別の材料をサネとして貼り合わせる方法を、雇いザネはぎ　と呼ばれています。

本ザネはぎと比べて、板にサネをつくらない分、板の横幅を有効に使うことができます。


雇いざねはぎは、板厚のおよそ1/3幅のミゾを掘り、雇いざねの板を入れて貼り合わせる方法で、巾はぎの代表的なはぎ方です。

すり合わせはぎ　に雇いザネを入れ結合力をたかめたはぎ方となり、無垢板のはぎによく使われています。


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