オクラの上手な育て方（種まきから収穫までの栽培方法を完全解説）

オクラの育て方を約15分の動画で野菜栽培士が分かりやすく解説します。オクラの種まきや苗の植え付けから収穫までの流れを、短時間で掴むことができます。お時間のない方におすすめです。

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オクラの育て方
春から秋が栽培時期で収穫まで約3か月です。1か所あたり3粒深さ1cmで種まきをして、発芽後は本葉が1～2枚の頃に元気な苗を2本残して間引きをします。収穫までの作業は、支柱立て・水やり・追肥・下葉かき・土寄せなどです。

オクラの栽培時期
オクラの栽培時期は春から夏にかけて。種まき時期は4月上旬～7月、苗の植え付け時期は4月中旬～6月です。地域によっては7月でも可能です。収穫は種まきから約1.5か月で5月下旬～9月中旬です。

オクラの栽培前に準備しておくこと
栽培を始める前にしておくことは、「道具と栽培用土の準備」栽培地の「土作り」「畝作り」などです。

オクラの種まき
畑に直接種をまく「直まき」とポリポットに種をまく「ポットまき」ができます。気温が高い時期は直まきし、気温が低い時期はポットまきがおすすめ。

オクラの種まき時期
ポットまきは3月末～6月中旬頃まで、直まきは4月中旬～6月下旬頃まで。

オクラの発芽日数
種をまいてから約4日～7日で発芽します。気温が低すぎると発芽が遅れたり発芽しなかったりします。気温が低いと発芽するまでに10日以上かかることもあります。

オクラの間引き
間引きはタイミングよく行いましょう。早い段階で苗を間引いてしまうと、残った苗が枯れたり害虫の被害に遭ったりしたときに苗がなくて困ることになります。

オクラの間引き時期
オクラは本葉が2～3枚になった頃が間引きのタイミングです。（直まきでは本葉が4～5枚の頃）

オクラの間引き方
オクラは、緑が濃く元気のよい苗を1本だけ残して、残りの苗はすべて間引いてしまいましょう。養分や水分を取り合って生育が悪くなってしまいます。

オクラの植え付け #苗の植え付け
オクラを種から育てるのが難しい方は、園芸店などで売られている苗から育ててみましょう。苗からなら収穫まで簡単に辿り着けます。

オクラの苗の植え付け時期
オクラの苗の植え付けは4月末から6月中旬頃まで。気温が十分に上がってから苗を植え付けましょう。日中の気温が20℃を超えるようになってからです。

オクラの生育適温
生育に適した温度は20～30℃です。気温が10℃以下になると生長が止まってしまいます。

オクラの栽培管理

オクラの支柱立て
成長すると草丈が最大で2ｍの高さになります。支柱は長めのものを用意しましょう。オクラの苗が30cmくらいまで成長したら、風や雨で倒れないように支柱に立てます。

支柱の立て方
支柱を立てたら茎と支柱を麻紐などで結んでおきましょう。

オクラの脇芽取り
株に勢いがあるときは、株元から側枝（脇芽）が伸びることがあります。基本的に側枝（脇芽）は放任でかまいません。

オクラの摘葉
果実を収穫した後は、収穫した果実のすぐ下の葉を1～2枚だけ残して、そこから下の葉は全て切り取っておきます。

オクラの水やり
根をまっすぐ張るため、株元を中心に水を与えましょう。夏場の高温期は水切れを起こさないようにするのが多収穫のポイントです。

オクラの追肥
吸肥力がとても強いため、元肥と同程度の量で追肥を行いましょう。

オクラの収穫
果実は大きくなりすぎると味が落ちてしまうだけでなく株を弱らせてしまいます。タイミングを逃さないように収穫するのが多収穫のポイントです。

オクラの収穫適期
苗を植え付けてから約2か月で収穫適期を迎えます。朝に咲いた花は夕方にはしぼみ、すぐ実が大きくなり始めます。

オクラの収穫方法
果柄（ヘタ）が固いので、ハサミやナイフで使ってヘタを10mmほどつけて切り取って収穫します。

【目次】
0:00 オープニング
0:22 オクラの育て方
2:15 プランターと土作り
3:53 種まき
6:00 間引き
6:42 苗の植え付け
8:50 支柱立て
9:31 摘葉
10:08 脇芽取り
10:38 水やり
11:55 追肥
13:35 収穫

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