共同通信の世論調査でも高市早苗氏が自民支持層でトップ！　解雇規制の緩和を「圧倒的スピードでやる」と言う小泉進次郎氏は失速　沖縄での演説会でも珍回答

自民党総裁選（２７日投開票）が中盤戦に入り、報道各社の世論調査結果が出そろってきました。石破茂元幹事長（６７）と、小泉進次郎元環境相（４９）、それに高市早苗経済安保相（６３）の３強が確定的となるなか、当初、マスメディアでは泡沫候補に近い扱いをされていた高市氏への支持が急拡大しています。 　小泉進次郎氏は「選択的夫婦別姓の導入」や「解雇規制の見直し」などの政策論や討論会での稚拙な受け答えが災いして失速気味のようです。 　共同通信が１５，１６日に実施した自民党支持層を対象にした電話調査の結果、「新総裁に誰がふさわしいか」との問いに、高市氏が最多の２７・７％、石破氏が２３・７％、小泉氏が１９・１％と、ついに石破氏を高市氏が抜き去りました。共同通信の調査結果では、国会議員票も加味すると、１位が小泉氏、２位が高市氏でしたが、高市氏が決選投票に残る可能性はかなり高くなってきました。 　小泉氏は討論会で苦戦しています。朝日が言うような「選択的夫婦別姓は国民の７割が支持している」というのは明らかに嘘で、最も多いのは２０２２年の内閣府調査のように、「旧姓の通称使用を認めればそれで良い」という意見が最多、夫婦別姓の維持も併せると、圧倒的多数が夫婦別姓に反対なのです。 　ところが「流行に敏感な」進次郎氏はよくわからないまま、この選択的夫婦別姓を争点化しようとする朝日新聞などの左派紙の思惑に乗って「選択的夫婦別姓の実現に速やかに取り組む」と言ってしまったのです。 　「沖縄に着いたら渋滞で、タクシーも捕まらない」と嘆いた小泉氏。演説会で「ライドシェア」を解決策に掲げました。だが、ライドシェアは乗客とトラブルが起きた時に、苦情の持っていき場所がありません。性犯罪が車内で起きてしまったらどうするのでしょうか？　こういった懸念を顧みることなく、小泉氏は「スピード感をもって解決」するつもりなのでしょうか。