福岡県で新型コロナ再流行か 警報レベルの感染症も

福岡・佐賀 KBC NEWS
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12.3 هزار بار بازدید - 4 هفته پیش - 梅雨末期の大雨に対する警戒もさることながら、別の警戒を要する数字が11日、福岡県から発表されました。 今月1日から7日にかけての感染症報告で、新型コロナウイルス患者の定点あたりの報告数が11.28と前の週に比べ約1.7倍となり、流行の兆しをみせています。 また「子どもがかかりやすい」と言われる2つの感染症が、県内で警報レベルが続いています。
梅雨末期の大雨に対する警戒もさることながら、別の警戒を要する数字が11日、福岡県から発表されました。

今月1日から7日にかけての感染症報告で、新型コロナウイルス患者の定点あたりの報告数が11.28と前の週に比べ約1.7倍となり、流行の兆しをみせています。

また「子どもがかかりやすい」と言われる2つの感染症が、県内で警報レベルが続いています。

一つは『手足口病』。感染後3日から5日後に現れる手、足、口に出る水疱性の発疹です。

5歳以下の子どもを中心に夏に流行することが多く、幼稚園・保育園や家庭内で感染しやすいと言われています。

福岡県の定点当たりの報告数です。

青い線が示す前の年は、定点あたり「5」の警報レベルを超えることはありませんでした。

赤い線が今年です。先月中旬から4週連続で警報レベルです。特に今月、急拡大していることが分かります。

もう一つが『A群溶血性レンサ球菌咽頭炎』です。強いのどの痛みや発熱などを伴います。

福岡県では今月7日までの1週間で去年の485を大きく上回る835件の感染報告がありました。

定点当たりの増減は、去年の青い線が示すよう、夏場に増えやすい傾向がありますが、今年は1月第3週から25週連続で警報レベルにあります。

せがわクリニック・瀬川祐一院長「これまでコロナ禍で、集団生活や人と接する機会が減ってた社会的な要因が1つあるんじゃないか」

これから学校も夏休みに入り、大人数が集まる機会も増えることから、県はこれらの予防のため手洗い・手指消毒など基本的な感染症対策を呼びかけています。

もう一つ警戒していただきたいのが『劇症型溶連菌感染症』です。

溶連菌の一種が原因で痛みを伴いながら腕や足が腫れます。

急に肝不全などの多臓器不全をきたし、亡くなってしまうこともあります。

福岡県では過去最多の49人の感染が報告されていて、こちらも体内に菌を入れないことが何よりです。

予防は、「しっかり手洗い」です。
4 هفته پیش در تاریخ 1403/04/21 منتشر شده است.
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