淡谷のり子 コンサートで美空ひばりについて語る 於 渋谷 ジァン・ジァン 1985年12月29日 ★淡谷のり子さん78歳時

淡谷のり子さんはオープニングの『雨のブルース』の後、『灰色のリズム＆ブルース』(いずみ・たく作曲) や『夜が好きなの』等、ご自身のオリジナル曲 4曲を歌い、その後のおしゃべりコーナーの後に休憩を挟んで、タンゴとシャンソン等 10曲を披露しました。
今回は、おしゃべりコーナーまでアップロードし、後程、後半をアップロードする予定です。

淡谷のり子さんは、テレビ等でのトーク番組とステージでの化粧は全く違いました。
ステージでは、日本で最初に付け睫とアィシャドゥを塗ったという面目躍如、濃い舞台化粧でした。
なお昭和の初め、そのメークアップに使った化粧品は、アメリカから取り寄せたハリウッドのMax Factorだったそうです。※Max Factorはハリウッドの映画俳優の為に作られた業務用化粧品だったそうで、make upという言葉はMax Factorが作った言葉だそうです。

そして、このサムネイルの画像は、私がコンサート終了後の楽屋で、ステージ衣装から着替えた淡谷さんを撮影したもので、後で大きく引き伸ばして淡谷さんに差し上げました所、「あら、綺麗に撮れてる !  私じゃないみたい」と喜んで下さった写真です。
その時の淡谷さんの嬉しそうな表情と声が今でも思い出されます。