日本一低い山　日和山（宮城県仙台市）

宮城県仙台市の蒲生干潟付近にある日和山は標高3mで、国土地理院の地形図に掲載されている山の中では最も低いです（2018年現在）。 もともと日和山の標高は6.05mでしたが、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）に伴う地盤沈下と津波の影響により、山体の大部分が消滅しました。 その後、2014年4月9日に国土地理院による調査があり、標高3mの山として認定され、大阪府大阪市の天保山（標高4.52m）より低くなり、「日本一低い山」となりました。 なお、「日本一低い山」には厳密な定義がなく、日本の各地に「日本一低い山」と称される山が存在します。 ・山口県萩市の笠山（112m）：最も低い火山 ・大阪府堺市の蘇鉄山（6.97m）：一等三角点のある最も低い山 ・徳島県徳島市の弁天山（6.1m）：自然の山で最も低い山 ・大阪府大阪市の天保山（4.53m）：二等三角点のある最も低い山 また、地形図には未掲載ですが、秋田県南秋田郡の大潟富士は標高0mで周囲との比高が3.776mです。

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