[4K]消滅危機の音 生演奏の時報「ミュージックサイレン」YAMAHA Music Siren

2023年1月現在定期的に稼働しているミュージックサイレン3台の全レパートリーを収録しています。

【三重県伊賀市 伊賀市役所旧庁舎(第一世代)】
0:00 午前7時
2:10 正午
4:08 午後6時
6:07 午後10時

【大分県大分市 トキハ本店(第一世代)】
8:10 開店
10:34 正午
12:09 閉店

【愛媛県八幡浜市(第二世代)】
14:11 午前7時
16:56 正午
19:39 午後6時

おまけ
22:30 伊賀市役所旧庁舎 午後5時 防災行政無線(現在不使用？)
22:56 愛媛県宇和島市 宇和島城 正午(収録した音源をスピーカーから流している)


【撮影日】
伊賀市役所 旧庁舎(防災行政無線含む):2022/6/15-16
トキハ本店:2022/12/18
八幡浜市愛宕山(宇和島城含む):2023/1/17-18


【説明】
ミュージックサイレンとは、YAMAHAが開発した音楽を奏でることができるサイレンのことで、主に街中や工場等で時報として使用されてきました。

その仕組みは、簡単に言うとパイプオルガンの原理(空気を振動させて音を出す)と一緒で、大袈裟に言うと生演奏で時間を知らせてくれる楽器です。

種類は2つあり、シンプルな旋律のみ演奏することができる「第一世代」と、より複雑でテンポの速い楽曲も演奏できる「第二世代」があります。

1951年12月に初号機が稼働し、最盛期には全国に184台設置されていましたが、高性能なスピーカーの普及と共に各地で撤去が進み、現在定期的に稼働しているのは、伊賀市役所旧庁舎(三重県伊賀市)、愛媛県八幡浜市愛宕山、トキハ本店(大分県大分市)に設置されている3台のみとなっています。

メンテナンスサービスは2011年で終了しており、八幡浜市によると、サイレンの動作を制御する部分が故障すると修理不可能ということなので、いつ聞けなくなってもおかしくない状況にあります。

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