【朗読】山本周五郎「青嵐」 　朗読・あべよしみ 山本周五郎

小学館文庫・山本周五郎傑作選1「青嵐」より朗読させていただきました。

初出・・・『講談雑誌』１９４８年(昭和２３年)６月　

登女(とめ)が表祐筆の伊能半兵衛と結婚して12日目。突然赤子を負ぶった見知らぬ女が訪ねて来て、子供の父親は半之助だと言う。衝撃を受け思い悩む登女だが、そのことを誰にも話さずに・・・。

【主な登場人物】
登女・・・半兵衛の妻。
伊能半兵衛・・・表祐筆。登女の夫。
萩女・・・半兵衛の母。登女の姑。
おつね・・・半兵衛の子を産んだと訪ねてきた女。
松太郎・・・おつねが連れてきた赤子。
登女の実母
遠藤又十郎・・・半兵衛の子供のころからの友人。
岩沼久左衛門・・・表祐筆支配。

【もくじ】
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山本 周五郎
（やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日）は、日本の小説家。
本名：清水 三十六（しみず さとむ）。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。


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