感覚運動期って何?~発達シリーズ~

91 بار بازدید - 3 هفته پیش - スイスの研究者であるピアジェは子どもの認知の発達を4段階に分けました。 2歳までの時期を「感覚運動期」と名付け、言葉を話せない赤ちゃんは見る、さわる、なめる、叩くなど、感覚や運動で世界を学ぶと考えました。 ピアジェはこの時期をさらにこまかく6段階に分類しています。 第1段階(0~1か月頃) 生得的なシェマの同化と調節
スイスの研究者であるピアジェは子どもの認知の発達を4段階に分けました。 2歳までの時期を「感覚運動期」と名付け、言葉を話せない赤ちゃんは見る、さわる、なめる、叩くなど、感覚や運動で世界を学ぶと考えました。 ピアジェはこの時期をさらにこまかく6段階に分類しています。 第1段階(0~1か月頃) 生得的なシェマの同化と調節 泣く、吸うなど、反射行動(シェマ)によって環境に適応する(泣く・吸うなど)。 第2段階(1~4か月頃) 第1次循環反応 手を見つめる、足をバタバタさせるなど 自分の行為に関心を持ち、同じ行為を繰り返す。 第3段階(4~8か月頃) 第2次循環反応 うまくいった行動を繰り返すようになる。 握っているガラガラを振ると音がすることに気が付き、 繰り返しガラガラを振るなど。 第4段階(8~12か月頃) 二次的シェマの協応 対象の永続性の概念が芽生え、隠されたものを探すようになる。 布を取り除いてその下になるおもちゃを取るなど ある目的に達するために意図的に行動する。 第5段階(12~18か月頃) 第3次循環反応 自分の行為によってどのように対象が変化するかを予測するようになる。 床に何度もスプーンを落とすなど、行為と結果を繰り返し実験して確認する。 (床にスプーンを落としたときとタオルを落としたときとでは音が異なるなど) 第6段階(18~24か月頃) 洞察の始まり 頭の中でイメージを思い浮かべるようになる。 考えることにより、より状況に適した行動を選べるようになる。(前操作期への過渡期) 最初、赤ちゃんは自分の行為そのものに関心を持ち行動を繰り返します。 (例:指をしゃぶると温かいけれど、おもちゃをしゃぶっても温かくない。) 次第に「自分が何をした結果、どのようなことが起こるのか」に関心が移ります。 繰り返しの内容も複雑になります。 (ボールを落としても跳ねるときとはねないときがある。) 自分の感覚と運動で世界を学んでいるのです。 何度もスプーンを投げる行動も納得ですね☺️ #発達心理学 #愛着障害 #愛着 #女医 #心療内科医 #精神科医 #諸藤えみり
3 هفته پیش در تاریخ 1403/06/12 منتشر شده است.
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