【てつたま】実は、鉄道の未来につながる日本初の総合交通システムの検証施設だった！ 三菱重工業三原製作所
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8 ماه پیش
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「てつたま」です。野川アナお願いします。 これまで４週に渡ってお届けしてきた三菱重工業の三原製作所、今回が最終回となります。 最後は鉄道の未来につながる施設をご紹介します。 それでは…
「てつたま」です。野川アナお願いします。
これまで４週に渡ってお届けしてきた三菱重工業の三原製作所、今回が最終回となります。
最後は鉄道の未来につながる施設をご紹介します。
それでは…
【野川アナ】
「三菱重工さんが作った“機”ということで」
貴婦人の愛称で知られる戦前に作られた三菱重工製蒸気機関車Ｃ５７から、現在の主力製品の新交通システムに、新幹線などの鉄道ブレーキまで。三菱重工業三原製作所では、１９４３年の操業以来、鉄道にかかわる様々な製品を世に送り出してきました。
そして…
【野川アナ・三菱重工エンジニアリングセグメント経営企画部 三原管理課 江頭 誠子さん】「さて江頭さん、敷地内をご案内頂いておりますが…あれちょっと待って。私の愛する阪急マルーンの車両じゃないですか。ここ三原ですよね、ここね」「こちらは三原試験センター」「どういった施設になるんですか？」「新交通システムの車両の走行試験を実施できる試験線と、そしてこういう鉄輪の試験線を兼ね備えております。社内だけではなく、外部の方にも貸し出しするようにできております」
ミハラ試験センターは２０１４年に完成し、和田沖工場の周りを囲うように１周およそ３．２キロの鉄道線や新交通システムの試験線が設置されています。
カーブでの騒音や振動、さらには信号、通信、電力、運行管理まで様々な試験を行うことができる日本初の総合交通システムの検証施設だということです。
ちなみにこの電車は、阪急電鉄、さらには能勢電鉄を経て、現在、ミハラ試験センターの試験車両として活躍しています。
【野川アナ・三菱重工エンジニアリングセグメント経営企画部 三原管理課 江頭 誠子さん】「私も乗せて頂けるんですか？」「はい、これから試乗いたしましょう」「わー、ありがとうございます。ちょっと三原でね、阪急カラーに乗るのは、不思議な感じがしますけど。だからこの車両は阪急電鉄で第一の人生を送って能勢電さんに行って、で今ここ三原で第３の人生を歩んでいるということですか」「そうなんです。昭和３７年製の御年６１歳の車両になります」「元ね、阪急の２１００系だと思いますが、美しいマルーンカラーそのままにＧＥＮＫＩ君２号。ニックネームまでついちゃって」
ところで阪急電車といえば…私、野川が大好きな電車でして…ここからテンションが上がりっぱなしですが、皆さんついてきてくださいね。
【野川アナ】
「開きましたね。お！阪急電車、能勢電のそのまんまですね。こちら、座席ちょっとご覧ください。阪急電車の最大の特徴であるゴールデンオリーブという言い方をしますけれども、この座席ですね。あー、いいですね。アンゴラヤギの毛を使ってるんですね、この座席ね。
ですから、通勤電車という限られた空間の中ではありつつも、お客さんにくつろいでもらえるようにということを考えて、作られたシートなんですよね。外側の小豆色。マルーンという言い方をしますけれども、車体の色とこのゴールデンオリーブ。そしてこの化粧板の部分ですね。こちら木目調になっているのが見えますか。この３つが阪急車両の魅力ですね。
御三家じゃないですけど」
それでは準備が完了し、いよいよ電車出発です。
【野川アナ】
「おー、ドアが閉まりました。動き出しました。今、三原の試験線の中をこの車両が走っております。あ、すごい勾配が見えてきました。上り坂ですね」
試験場には、勾配・５０パーミル。１０００ｍ進むと５０ｍ上がるという電車にとって急勾配の坂が設けられ、そこを越えると、今度は半径１２０ｍの急カーブ。レールにはカーブの外側のレールを内側よりも高くするカントと呼ばれる高低差が設けられています。
【野川アナ】
「あら、そして三原の市街地がこの先に見えてくるという三原の市街地が見えるのに我々乗っているのは元・阪急能勢電の車両というですね、パラレルワールドにいるような感覚ですよね。なかなか皆さん、走っているレールを見ることはないかもしれませんが、レールが３本ありますよね。この車両は一番外側のレールを走っていますけれども、例えばＪＲの主だった在来線は右から２番目のレールと一番左のレールの上にまたがって走る。レール幅が違うんですよね。ですから、いろんな車両が走れるのようにということでレールが３本敷いてある。狭いのを狭軌。で、今我々が乗っている車両の幅のことを標準軌と言ったりしますね」
３.２キロの試験線をゆっくり１周するというおよそ５分間の貴重な体験でした。
【野川アナ・三菱重工エンジニアリングセグメント経営企画部 三原管理課 江頭 誠子さん】「ピタッと止まりまして、一周して帰ってまいりました。何分ぐらいかかったんですか？今ちょっと時間の間隔がなかったもので。ちょっと別の世界に飛んでまして」「正直どう思いました？」「すごいですね。レールを見てそこまで語れる方がいらっしゃるんだっていうのが正直な感想で」
さらに、夢のような時間はこれだけでは終わりませんでした。
三菱重工さんのご厚意で…
【野川アナ】
「運転席に座らせていただけるということで。運転士さんの座席も先ほど紹介したゴールデンオリーブの座席ですよ。歴史あるタイプですから、両方押さえて動作するというタイプの運転席ですけれども。言葉を出す仕事をしているんですけれども、何もちょっと出てこないですね」
最後に取材したミハラ試験センターは、鉄道や新交通システムなど日本が世界に誇る鉄道技術発展の一助となる施設でした。
【野川アナ・三菱重工エンジニアリングセグメント経営企画部 三原管理課 江頭 誠子さん】「まさに未来を見据えた施設なんですね」「はい、次世代の新交通システムの開発に向けた試験も行っております」「おそらく詳しい内容は話せないかと思うんですけれども、鉄道の未来に向けた実験もこの三原の地で行っているんですね」「はい、社内外、いろんな方に利用して頂いて、日本の技術を海外に発信していけたらと思っております」「しっかりね、私たちもそれをかみしめて、改めて乗りたいなと思いました」
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これまで４週に渡ってお届けしてきた三菱重工業の三原製作所、今回が最終回となります。
最後は鉄道の未来につながる施設をご紹介します。
それでは…
【野川アナ】
「三菱重工さんが作った“機”ということで」
貴婦人の愛称で知られる戦前に作られた三菱重工製蒸気機関車Ｃ５７から、現在の主力製品の新交通システムに、新幹線などの鉄道ブレーキまで。三菱重工業三原製作所では、１９４３年の操業以来、鉄道にかかわる様々な製品を世に送り出してきました。
そして…
【野川アナ・三菱重工エンジニアリングセグメント経営企画部 三原管理課 江頭 誠子さん】「さて江頭さん、敷地内をご案内頂いておりますが…あれちょっと待って。私の愛する阪急マルーンの車両じゃないですか。ここ三原ですよね、ここね」「こちらは三原試験センター」「どういった施設になるんですか？」「新交通システムの車両の走行試験を実施できる試験線と、そしてこういう鉄輪の試験線を兼ね備えております。社内だけではなく、外部の方にも貸し出しするようにできております」
ミハラ試験センターは２０１４年に完成し、和田沖工場の周りを囲うように１周およそ３．２キロの鉄道線や新交通システムの試験線が設置されています。
カーブでの騒音や振動、さらには信号、通信、電力、運行管理まで様々な試験を行うことができる日本初の総合交通システムの検証施設だということです。
ちなみにこの電車は、阪急電鉄、さらには能勢電鉄を経て、現在、ミハラ試験センターの試験車両として活躍しています。
【野川アナ・三菱重工エンジニアリングセグメント経営企画部 三原管理課 江頭 誠子さん】「私も乗せて頂けるんですか？」「はい、これから試乗いたしましょう」「わー、ありがとうございます。ちょっと三原でね、阪急カラーに乗るのは、不思議な感じがしますけど。だからこの車両は阪急電鉄で第一の人生を送って能勢電さんに行って、で今ここ三原で第３の人生を歩んでいるということですか」「そうなんです。昭和３７年製の御年６１歳の車両になります」「元ね、阪急の２１００系だと思いますが、美しいマルーンカラーそのままにＧＥＮＫＩ君２号。ニックネームまでついちゃって」
ところで阪急電車といえば…私、野川が大好きな電車でして…ここからテンションが上がりっぱなしですが、皆さんついてきてくださいね。
【野川アナ】
「開きましたね。お！阪急電車、能勢電のそのまんまですね。こちら、座席ちょっとご覧ください。阪急電車の最大の特徴であるゴールデンオリーブという言い方をしますけれども、この座席ですね。あー、いいですね。アンゴラヤギの毛を使ってるんですね、この座席ね。
ですから、通勤電車という限られた空間の中ではありつつも、お客さんにくつろいでもらえるようにということを考えて、作られたシートなんですよね。外側の小豆色。マルーンという言い方をしますけれども、車体の色とこのゴールデンオリーブ。そしてこの化粧板の部分ですね。こちら木目調になっているのが見えますか。この３つが阪急車両の魅力ですね。
御三家じゃないですけど」
それでは準備が完了し、いよいよ電車出発です。
【野川アナ】
「おー、ドアが閉まりました。動き出しました。今、三原の試験線の中をこの車両が走っております。あ、すごい勾配が見えてきました。上り坂ですね」
試験場には、勾配・５０パーミル。１０００ｍ進むと５０ｍ上がるという電車にとって急勾配の坂が設けられ、そこを越えると、今度は半径１２０ｍの急カーブ。レールにはカーブの外側のレールを内側よりも高くするカントと呼ばれる高低差が設けられています。
【野川アナ】
「あら、そして三原の市街地がこの先に見えてくるという三原の市街地が見えるのに我々乗っているのは元・阪急能勢電の車両というですね、パラレルワールドにいるような感覚ですよね。なかなか皆さん、走っているレールを見ることはないかもしれませんが、レールが３本ありますよね。この車両は一番外側のレールを走っていますけれども、例えばＪＲの主だった在来線は右から２番目のレールと一番左のレールの上にまたがって走る。レール幅が違うんですよね。ですから、いろんな車両が走れるのようにということでレールが３本敷いてある。狭いのを狭軌。で、今我々が乗っている車両の幅のことを標準軌と言ったりしますね」
３.２キロの試験線をゆっくり１周するというおよそ５分間の貴重な体験でした。
【野川アナ・三菱重工エンジニアリングセグメント経営企画部 三原管理課 江頭 誠子さん】「ピタッと止まりまして、一周して帰ってまいりました。何分ぐらいかかったんですか？今ちょっと時間の間隔がなかったもので。ちょっと別の世界に飛んでまして」「正直どう思いました？」「すごいですね。レールを見てそこまで語れる方がいらっしゃるんだっていうのが正直な感想で」
さらに、夢のような時間はこれだけでは終わりませんでした。
三菱重工さんのご厚意で…
【野川アナ】
「運転席に座らせていただけるということで。運転士さんの座席も先ほど紹介したゴールデンオリーブの座席ですよ。歴史あるタイプですから、両方押さえて動作するというタイプの運転席ですけれども。言葉を出す仕事をしているんですけれども、何もちょっと出てこないですね」
最後に取材したミハラ試験センターは、鉄道や新交通システムなど日本が世界に誇る鉄道技術発展の一助となる施設でした。
【野川アナ・三菱重工エンジニアリングセグメント経営企画部 三原管理課 江頭 誠子さん】「まさに未来を見据えた施設なんですね」「はい、次世代の新交通システムの開発に向けた試験も行っております」「おそらく詳しい内容は話せないかと思うんですけれども、鉄道の未来に向けた実験もこの三原の地で行っているんですね」「はい、社内外、いろんな方に利用して頂いて、日本の技術を海外に発信していけたらと思っております」「しっかりね、私たちもそれをかみしめて、改めて乗りたいなと思いました」
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در تاریخ 1402/08/10 منتشر شده
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