インフル感染拡大 医師「抗体が低く、無防御の状態」 小児科では薬が足りない状況 (23/11/13 18:52)

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56.3 هزار بار بازدید - 9 ماه پیش - 愛知、岐阜では、インフルエンザ警報が発表され、学級閉鎖も増えています。小児科では薬が足りない状況となっています。  今年、早くもインフルエンザが流行しているといいます。  
愛知、岐阜では、インフルエンザ警報が発表され、学級閉鎖も増えています。小児科では薬が足りない状況となっています。


 今年、早くもインフルエンザが流行しているといいます。

 名古屋市・緑区にある「もろの木こどもクリニック」。

 小学1年生の男の子は、今朝、40度近い熱があり、受診しました。

「インフルエンザ出ています。今週お休みしてください、残念だけどしょうがないね」(もろの木こどもクリニック 諸岡正史 院長)

「いつもより早く流行っていますね。年明けのイメージなんですけど、もうちょっと寒くなった12月中旬以降だとか」(小学1年生の保護者)

「このクラスだけ、金曜日から学級閉鎖で。この間、予防接種1回目打ちにきたんですけど、もう流行っているんだと思うと、いつ注射を打ったらいいのか」(小学2年生の保護者)

現場で感じる“例年との違い”

 この地方でもインフルエンザの感染が拡大しています。

 愛知県と岐阜県では、9日に「インフルエンザ警報」が発令されました。

 愛知県は、過去10年で最も早く、2019年以来、4年ぶりの発令となりました。

 クリニックの諸岡正史院長も“例年との違い”を感じていると話します。

「10月の末くらいからインフルエンザのA型がとても増えていますね。例年だと、12月末くらいからインフルエンザのA型が流行りだして、1月にピークが来ることが多いんですけど、例年よりも2カ月以上早い流行ではないかと思います」(諸岡正史 院長)

インフルに対し『無防御の状態』か

 早い時期の流行について、諸岡院長は、ここ数年は、マスクや手洗いなど、感染症対策が行われたため、インフルエンザが流行しなかったことが、理由の1つではないかと話します。

「インフルエンザにかかっていないとすると、インフルエンザの抗体が非常に低い状態で、インフルエンザに対して『無防御の状態』が続いているので、そうなると、ちょっとした流行でもかかりやすい状況だと想像します」(諸岡正史 院長)

夏前からは「薬不足」

 患者が増加するなか、頭を悩ませているのが夏前からの「薬不足」です。

 薬局からの薬のリストを見てみると、在庫ゼロの数字が並んでいます。

「『小児用ムコソルバンドライシロップ』痰のお薬なんですけど、ないときは仕方がないので、大人用の『ムコソルバン錠』を砕いて、粉状にして出すと。大人用の錠剤は甘みもないから、よく『お薬飲めません』という話は聞きます」(諸岡正史 院長)

(11月13日15:40~放送メ~テレ『ドデスカ!+』より)
9 ماه پیش در تاریخ 1402/08/22 منتشر شده است.
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