的場浩司さんの俳句全集 プレバト俳句

ヒッチ俳句
ヒッチ俳句
1.3 هزار بار بازدید - پارسال - ◆今回の俳句00:00
◆今回の俳句
00:00 紅葉道大権現も酔いしれる
01:06 梅みては亡き祖母偲ぶ花の名に
01:51 太宰府や梅の枝(え)ゆらすホーホケキョ
02:45 渋滞の窓コツリ京のどんぐりか
03:36 職質をするもされるも着膨れて
04:40 靴の中ギラリちび蜘蛛我が家ぞ
05:17 老犬や腹見せ眠る薄暑光
06:22 アクセルを開くや鉄馬月に吠え
07:26 銀杏を拾いし背(せな)でまあだだよ
08:13 秋暁や湖に童話の一頁
#的場浩司

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#プレバト #俳句 #季語 #はいく #ぷればと #NHK俳句 #nhk俳句

◆一部文字起こし

的場浩司さんの俳句を紹介します

紅葉道 大権現も 酔いしれる
2014年11月13日的場浩司さんがプレバトに初出演した時の俳句です
大権現はこの場合徳川家康のことですね
日光いろは坂がお題のこの回
季語は晩秋の季語「紅葉」です
俳句の意味は徳川家康もこの紅葉の道に酔いしれたのだろうかということかと思います
夏井先生は「も」という表現が散文的だとしてこのように添削されていました
大権現 酔いしれ賜う 紅葉山
こちら凡人55点となりますが大権現を持ってくるあたり他の凡人の句とは違うと夏井先生に評されていました
今回は的場浩二さんがこれまでプレバトで詠んだ俳句をできる限りすべて紹介したいと思います

梅みては 亡き祖母偲ぶ 花の名に
俳句の意味は梅子さんというおばあ様がいるそうで梅の花を見ては亡き祖母のことを偲ぶよということだそうです
夏井先生は梅は見るのは当たり前 亡き祖母を偲ぶのは当たり前ということで
余分な動詞をカットして最後香りと切れ字を入れてこのように添削されていました
亡き祖母の 名に梅の花 香りけり
余分な言葉特に動詞をカットするなんていうのは俳句作りの時のポイントですね
こちら約一年半ぶりの出演でしたが凡人53点となってしまいます

太宰府や 梅の枝ゆらす ホーホケキョ
約一年ぶりの出演で梅でリベンジということになるんですが才能ナシ30点になってしまうんですね
太宰府・梅・鶯の三点セットで詠まれた俳句なんですけれども
それを生かすならということでこのように添削されました
太宰府や 飛べぬ飛梅 ホーホケキョ
太宰府の飛べないご神木と飛び立っていく鶯というのが対比されて表現されている俳句に変わりましたね
このようにしますが「己の創意工夫は微塵もない」っていう風にめちゃくちゃに言われていました
同じ題で一年越しの挑戦
めっちゃ考えたって的場浩司さん言ってたんですが才能ナシとさらに点数を落としてしまうことになります

渋滞の 窓コツリ 京のどんぐりか
約一年半ぶりの出演となった今回
俳句の意味は渋滞でイライラしていたところに何かフロントガラスに当たった音がしてどんぐりだったのかと秋に思いを寄せ落ち着いたというような趣旨です
こちら才能アリ1位70点と出演4回目でやっと才能アリとなるんですね
夏井先生は中八「コツリ」の表現がかわいらしいんだけれども
このように直すともっと点数が上がったよということで添削を入れます
渋滞の 窓打つ京の どんぐりか
ここを境に的場浩司さんかなり評価されるようになっていくなという転機になった俳句かと私は思っています

職質を するもされるも 着膨れて
季語は三冬の季語「着膨れ」です
俳句の意味はビーバップハイスクールの映画の稽古の帰りに職務質問をされたそうです
そのときに「おまえ誰だ」と聞かれて「役者です」と言ったら「嘘つけ」と言われたという思い出を詠んだ俳句だそうです
夏井先生は職質というところの経済効果の高さ「言葉の経済効率」とおっしゃってたんですがそれを評価していました
職質の4音で警官複数と悪そうな1人っていうのを描くことができますよね
こちら才能アリ1位72点になるんですが
下五を「着膨れて」ではなくて「着膨れ...」とあえて余白を作ることで
その後どうなったんだろうという読みを読者にさせるといった添削例を示していましたが
こちらが実体験であるといったことで添削なしと認めていました

靴の中 ギラリちび蜘蛛 我が家ぞ
お題「シューズ売り場」で詠まれたこの俳句
意味は新品の靴の中からチビ蜘蛛が出てきて自分の家かのようにこちらを睨んだ気がしたということです
夏井先生はギラリの表現だけで「我が家ぞ」が必要ないということと
ギラリを最後にもってきて一睨みで終わるといったことからこんな風に添削されていました
新品の靴より ちび蜘蛛のギラリ
こちら凡人60点になってしまいます

老犬や 腹見せ眠る 薄暑光
薄暑光というのは少し暑くなってきた初夏の光ということですね
薄暑光に照らされて老犬が仰向けで寝ている様ということだと思います
夏井先生は季語ではない名詞を「や」で詠嘆し後半に季語を置く型を無難にこなしているとして
才能アリ1位70点としますが
特待性に定着することを狙うならということで添削を入れられていました
老犬は眠る 薄暑の腹さらし
腹見せ眠るという中七を腹さらしと5音にまとめてますよね
また二つの動詞を一つの名詞にまとめることに成功しているのでより俳句らしくなっていると思います
ちび蜘蛛の俳句もそうなんですけれども普通の人に対する添削っていうのはもうやめてますよね
特待生あるいはそれ以上に向けた添削というのを入れられている気がしました

アクセルを 開くや鉄馬 月に吠え
俳句の意味は秋の夜
バイクのアクセルを全開にして月に吠えるようだとしました
夏井先生は開くやとすることでアクセルを吹かしている様子っていうのが強調されている感じがするっていう風に言うんですね
非常に共感しました
また月に吠えという部分も萩原朔太郎の詩集「月に吠える」を思わせて一瞬知性が漂うとしていました
それを聞いた浜田雅功さんが「ん?」っていう風に疑ってたんですけれども
鉄馬という特殊な表現もアクセルなどの記述でバイクだと読者に伝わるということで
こちら才能アリ1位73点で自身8個目の俳句となったこの句で特待生昇格を果たすことになります
中盤からの才能アリ率がものすごいなと私は思いました

銀杏を 拾い背で まあだだよ
俳句の意味は銀杏拾いをしている
その背中越しに子供の「まあだだよ」の声が聞こえたということなんですが
梅沢名人からこれだと背中で子供がまあだだよって言ってるよっていう風に指摘を受けてしまいます
夏井先生もうそれに同調して誤読を避けるためにこのように添削をされていました
銀杏拾う 「まあだだよ」の声 かたわらに
こちら特待生昇格直後の金秋戦の予選だったんですけれども敗退をしてしまうわけですね
少しの表現の違いで誤読を誘ってしまうっていうのが俳句の本当に難しいところですよね

春暁や 湖に童話の 一頁
こちら的場浩司さんの最新の俳句になります
前回の放送回の次の回で詠まれた俳句ですね
ふるさと俳句ということで写真俳句を作ったものになります
その写真から不思議の国のアリスの童話の一ページのような感じを受けた的場浩司さんがこんな俳句にしたんですけれども
夏井先生は湖が映った写真で湖という言葉を入れるのがもったいないとされていました
一つは湖をそんなに強調したいならということでこんな風に添削されます
春暁の 湖や童話の 一頁
そして湖を使わないパターンも一例示していました
鏡の国へと 春暁の一頁
こうするとさあ物語の始まりですみたいな感じが出て写真俳句っぽくなるなと私も非常に勉強になりました
特待生昇格の回から約一ヶ月の間に3回も出演されてるんですね
現在特待生5級の的場浩司さんの俳句
皆さんはどの俳句が好きでしょうか
ぜひコメント欄で教えてください
پارسال در تاریخ 1401/12/25 منتشر شده است.
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