秋の季節を東洋医学的に捉える〜秋の養生〜

今回は秋の季節を東洋医学的に捉えました。 この季節は、夏に取り入れた『陽気』と言うエネルギーを体の内側に取り込んで、それを自分の力として発揮する季節になります。 バランスよく栄養を摂り、活力や英気を養って冬に備えましょう。 【肉体面の養生】 乾燥による害とされている『燥邪』の影響により『肺』を痛めやすい時期。 乾燥による呼吸器の疾患や皮膚の乾燥による炎症や感染症、 また皮膚の毛や鼻の症状について注意が必要です。 【食材】 操邪による影響、肺を補う食材としては、レンコン、豚肉、白、キクラゲ、白ゴマ、梨などがお勧めです。 特に色が白い食材は体に潤いを与えて乾燥から守ってくれるものとされています。 なお、もし乾燥による体調不良がある場合は、唐辛子や香辛料などの辛味、熱性の強い食材は症状を悪化させてしまう可能性があるので、取りすぎには充分気をつけることが大切です。 【冷えによる対策】 夏場で体を冷やした影響による不調を感じた場合の対策としては 下半身を温めていくこと、 消化の良い暖かいものを少しずつ食していくことを心がけてください。 【生活面】 物事を整理する、仕上げるのに最適。 部屋を整理して、冬に向けてエネルギーを貯めることができる環境を作ることが大切で、エネルギーをたくさん消費しないように少しずつセーブしながらの生活が大切になります。 今していることを振り返りブラッシュアップしたり、よりレベルを上げていくといった心構えが大切。 【感情面】 気持ちが落ち着きやすくなり、悲しくなる事も増えてきます。 これは季節が変わっていくことによる日照時間の減少や気温の低下や環境の変化などが1番原因とされています。 できるだけ心を穏やかにしていただく事が大切なので、例えばネガティブな気持ち、マイナスな感情が生まれたとしたら整理していくことが大切です。感情を整理した上で早めの就寝が良いとされています。 秋の養生については以上になります。 今回ご説明したポイントを抑えつつ、皆さんがこの季節も健康に穏やかに過ごせることを願っております。 最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。 インスタグラムでは随時情報を更新しております😊 是非ご覧ください。 ⬇️URLはこちらから instagram.com/yuji.matsumoto.lava?igshid=MmIzYWVlN…