定年後にかかる医療費&介護費用

図解で学ぶお金の知識
図解で学ぶお金の知識
23.1 هزار بار بازدید - 3 سال پیش - 【動画で紹介したサイト】  ・厚生労働省-医療保険に関する基礎資料     
【動画で紹介したサイト】

  ・厚生労働省-医療保険に関する基礎資料     https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunit...

  ・生命保険文化センター(2019年)
   https://www.jili.or.jp/

  ・定年後の家計を予測し改善する方法(*私の動画です)
   エクセルを使ってざっくりと定年後の家計を予測し改善する方法

  ・生命保険文化センターの生命保険に関する全国実態調査
   https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifes...

  ・厚生労働省_令和3年度介護報酬改定に向けて
     https://www.mhlw.go.jp/content/123000...

高齢になれば、男女ともに病院に行く機会が増えますので,どうしても若い頃と比べると医療費がかかってしまうことが多くなります。

また高齢になれば、介護が必要になってくるという方も、増えてきます。

そうなると、医療費だけでなく介護費用も必要になってきますから、何かと家計が大変です。

もちろん高齢になっても健康で病院も介護は不要という方もいらっしゃいますが、実際問題、そういう方はごくわずかです。

因みに「医療費」と一言で言っても、日本の場合は公的医療制度がしっかりしていますので、自分が実際に払う自己負担額は実際にかかった医療費にくらべるとかなり少なくなっています。
 
では実際にどのくらいの負担割合になっているのか!と言いますと、
小学生入学前は2割負担で、小学生入学後から70歳未満までは3割負担、そして70歳から75歳までの方は2割負担で75歳以上は1割負担となっています。

ただし75歳以上の負担割合については、昨今ニュースで報道されている通り2022年度からは、年収200万円以上の人は2割負担に引き上げるという方向で現在調整中です。

ですから人によっては、今まで以上に医療費の負担が増えるということになりそうです。

今回の動画でお伝えする内容は、

1.定年後の医療費の実態
2.定年後に必要な医療費の合計金額
3.老後の介護費用の実態

になります。

1.定年後の医療費の実態

平成30年度に個人が1年間に支払った医療費の自己負担額は、30歳代後半は年間で2.9万円程度、60歳代後半は年間で8.6万円になっていて、約3倍の違いです。

ところで高齢になれば、男性でも女性でも平均入院日数が長くなるという傾向がありますが、厚生労働省が公表しているデーターを元に作ったグラフで見ますと、80歳代後半から入院日数が急激に増えていることが特徴的です。

最後に外来にかかった金額と入院にかかった金額の比率を見てみますと、70代までは外来の金額割合が多かったけど80代に入るとこれが逆転して、入院の金額割合の方が多くなっています。

そして、以後は年齢と共に入院による金額の割合がさらに増えていくという傾向にありました。
 
なお、今回参考にしたデーターは、厚生労働省が公表している

・医療保険に関する基礎資料
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunit...

になります。

2.定年後に必要な医療費の総額

ここでは、先ほどは説明した医療費の自己負担額をを使って、定年後にかかる医療費の総額を紹介しました。

詳細は動画にて確認いただければと思います。

なお平均寿命で参考にしたデーターは下記になります。
 
生命保険文化センター(2019年)
https://www.jili.or.jp/

また、将来の家計見通しをつける方法については、下記の動画で紹介しています。

・ざっくりと定年後の家計を予測し改善する方法
エクセルを使ってざっくりと定年後の家計を予測し改善する方法

3.老後の介護費用の実態

できれば介護は受けたくない!と、誰もが思うところですが、データーを見ますと現実はなかなかそうはならないようです。

毎月実際に介護費用として自己負担している金額の平均値は、7万8,000円/月となっています。

この数字は、生命保険文化センターの生命保険に関する全国実態調査
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifes...

による平成30年度の数字です。

ところで、介護サービスの自己負担割合は所得に応じて1割~3割までとなっていますが、実態を調べてみますと、約9割の方は1割負担で介護サービスを利用していています。

但し実際に使える金額には、介護度に応じて上限が設定されています。

だからいくら介護費用が掛かっても、1割負担で済むということではありません。

では、上限の範囲内で賄いきれない分はどうしているのかということですが、その分にに関しては、全額自己負担しているのが現状です。

なお介護が始まるときは、通常、初期費用といったものががかかることが多いですが、この初期費用というのは、例えば、家をリフォームして介護をしやすいようにするとか、介護用ベッドを購入するとか、そう言ったことにかかる費用になります。
 
この初期費用は、平均で約69万円かかっています。

最後に、高齢者の中で実際に介護を受けている方の割合ですが、厚生労働省の

令和3年度介護報酬改定に向けて
https://www.mhlw.go.jp/content/123000...

によると、85歳以上の方の約6割が要介護認定を受けているという結果がでています。
 
また、介護を受けている期間の方ですが、同調査によると平均期間は約4年半という結果がでています。

ですから、高齢になれば半数以上の方が介護を必要とし、その期間は短くないという事なんですね。

以上
 
#定年後 #医療費 #いくら
3 سال پیش در تاریخ 1400/01/31 منتشر شده است.
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