国史跡級の考古学的発見！？古代日本を紐解く縄文時代の屈葬とは

2020年10月13日。日本史の中でも謎が多い縄文時代に関する国史跡級の貴重な発見が公表されました。
福島県川俣町にある前田遺跡で、約4400年前の縄文人骨が大量に発掘されたのです。
その数はなんと40～50体にも及ぶそうです。

縄文時代の埋葬の特徴である「屈葬」や遺体を納めた埋甕（うめがめ）が確認されたことから、
遺跡周辺はかつての集落の「墓」として機能していたと見られています。

内陸部は土質の影響で骨が土に還りやすいため、保存状態の良い人骨が出土することは稀な例であり、
特に状態の良かった５体の人骨は今後DNA鑑定など科学的な研究に活用していく見込みであることが発表されました。

私たちは古代の人々の痕跡から、その時代、その土地の文化や思想を推測してきましたが、
それらがよく表れるものの要素の１つとして、埋葬方法が挙げられます。

今回は、縄文時代の埋葬方法の特徴である「屈葬」についてご紹介していきたいと思います。

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#ハテナ見聞録 #古代日本 #縄文時代

ナレーション：MARUさん

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