Real Folder ♯009 内藤秀一郎

多彩なスターたちの“リアル”に迫るドキュメンタリー
『Real Folder』Season2
配信ページ：https://www.paravi.jp/title/89311

Real Folder ♯009 内藤秀一郎
"俳優、内藤秀一郎の密着取材は意外な一言から始まった。
「俺なんかに密着してもらっていいんですか？」ペコリと頭を下げるその謙虚で飾らない人柄こそ、老若男女、幅広い層から指示を集める所以だろうか。

内藤が一躍脚光を浴びたのは昨年、「仮面ライダーセイバー」で自身初の主役を務めたことだった。国民的ヒーローという重圧を背負いながら1年に及ぶ過密日程をこなした内藤、
役者として、そして人間的にも一皮剥けたと手応えを口にする。

元々モデルとして活躍していた内藤が役者の道を歩み始めたのは19歳のとき、数々のドラマに出演するも、与えられるのはいつも脇役、出番も決して多くはなかった。
「いつか必ず主役として花を咲かせてみせる」その一心でひたむきに芝居を続けた内藤。
そして24歳のとき、かねてからの憧れだった「仮面ライダー」の主役を勝ち取った。そこで出会ったのが、幾多の名俳優を育てたことで知られる巨匠、石田秀範監督だった。
内藤は芝居の流儀を徹底的に鍛え上げられたという。

今回番組では、内藤が出演する新作ドラマの舞台裏や、人気芸能雑誌の撮影現場、バラエティ番組の収録など、多忙な日々に密着。
「自分の存在を知ってもらいたい…」と冷静に立ち位置を見つめながら、
一つ一つの仕事に全力で挑む内藤の執念を垣間見た。

けれど、「仮面ライダーセイバー」を終えてから、主役としての出演作はまだない。役者として今、内藤が目指す頂きにはどんな風景が広がっているのか…
そんな本音が聞きたくて… 内藤をプライベートで訪ねた場所はサウナだった。そこで語ったのは、「再び主役を演じたい…」という、内に秘めた、ほとばしる思い。汗だくの裸体に役者としての覚悟がにじんでいた。

密着カメラは、内藤が久々に埼玉の実家へ帰省する場面にも同行。
母親が作ってくれる大好物の生姜焼きをほうばりながら、家族と過ごす束の間のひととき。
涙ながらに母親が語った息子への思い… 役者として… 内藤が母親と交わした約束とは…。

そしてこの春、内藤は「主役」として連続ドラマの撮影に挑んだ。
演じるテーマは、「ボーイズラブ」。“男と男の愛のカタチ”を内藤はいかに演じるのか…
自宅で役を作りこむ段階から撮影現場に到るまで、内藤が役と格闘する姿を見つめた。"

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